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過去の現場

  • vaneee7
  • 8月24日
  • 読了時間: 3分

今までの現場の振り返り記事になります


代々大工家系で 19歳で在来軸組工法の大工になり24歳で棟梁になり

28歳から建築営業兼大工となり

30歳で独立してリフォーム業になり

防音業に興味を持って 音響の本の著者に会いに行き

関東圏の防音会社に行ってみたり

在来工法しか経験ないのはいけないのでハウスメーカーの仕事をしたり

赤坂にある音響設計施工会社に出向という形で

全国のTVスタジオ 演劇ホール YAMAHA研究棟

を経て

今に至ります


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これはお寺の祭壇の裏にある総欅の台です24歳の時


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木材を選定して 墨を材木に付け 刻んで 削り建てる時代は

自分の歳の大工が最後になり

始めてプレカットが導入されたときの画像


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新浦安駅ホール

流線型の構造で、中々でした

この時代は監督業でしたので図面や現場調整や打合せ

※この後の画像は時系列は順不同です


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府中駅音楽ホール

天井裏の防振鉄骨がオーダーでした

※清水建設

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名古屋市太田川にあるホール

遮音壁が ジャンルによって迫り出す構造は日本初でした

※西松建設


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名古屋市にあるライブハウス

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テレビ静岡スタジオ



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テレビ福島スタジオ



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新木場にあるモーションスタジオ


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浜松市YAMAHA本社21号館研究棟の無響音室

※竹中工務店


防音工事は大きくなるほど施工は簡単って言うことではないですが

小さい部屋ほど難易度は上がります


防音工事の内容は同じです

各防音会社ごとにオリジナルな工法はありますが同じです

小さい部屋ほど音の定在波の解決への配慮が必要になります

大きいホールだと定在波の影響の数値が低く問題視されません


遮音は重さに比例するので 遮音には荷重をかけた材料と量が求められます

吸音は厚さ100mm 密度70k以上の材料をかけてもグラフの変化が見られません

なので空気層が必要になります


一般住宅の防音工事では

部屋の中に部屋を作る 「BOXインBOX」になるので 

防音数値を高めるたびに狭くなります


部屋を狭くしないで防音レベルを上げたいという要望を聞きますが

この地球上に存在する物質では中々叶わないのです


遮音で跳ね返し

吸音で音を吸収し

侵入した音を空気層で減速させて

残りの音を充填した吸音材で吸音する


他にもありますが

大体この計画で各社施工します


大きな声で言えませんが

防音工事は業界全体で金額は高めです

工事途中で検査して改善など

2次工事も含まれているので。

低い金額提示の一般リフォーム会社もいますが

ほとんど基本を知らない業者なので安かろうは危険です


弊社は

防音ほど高レベル高コストでなく

適度に予算内でできるような

簡易とは謳いますが

基本に忠実な部屋を提供していきたいと思います







 
 
 

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